モルモットの話
私はモルモットという動物を飼っている。
彼らは動物園のふれあいコーナーでよく子供が膝に乗せているところをよく見る。
モルモットはネズミの仲間に見えるけれども、大きな違いは、草食動物だということ。
ネズミは雑食、大きな目で尻尾が長く前歯で物を噛む力が強い。
モルモットは草や野菜や果物を食べ、尻尾がなく丸いお尻をしている。
そして食事の時に自然と歯が削れてゆくので木をかじったりをすることはあまりない。
彼らの祖先は詳しく分かっておらず、原種が不明ということ。
昔の南米では船上で簡単に繁殖させられるということで食料とされていた。
3000年以上前から人々が家畜として飼われていて、今はペットとしてひそかなブームになっている。
最初はネズミとモルモットの違いが分からなかったけれど、
2年前にモルモットを飼育し始めたのをきっかけに大好きになった。
モルモット私の相棒であり友だちであり娘であり、かけがえのない家族になった。
膝に乗せると、目がトロンとしてくる。そして体の力がドンドン抜けていって
目をつむる。すやすやと眠る様子はとても癒される。
〜イラストに使用した道具〜
Erich Krause U-11 0.7mm
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コピックチャオ